セラピスト転職へのきっかけ。part 2
ある時、その方がおっしゃっていました。
「私にとっては震災が全部洗い流してくれた。逆に感謝しなくちゃ。」
ものすごい衝撃でした。
震災で心を痛めているはずの人に、支援者である私は逆に励まされていました。
その時、自分の中で何かが大きく変わったのだと思います。
本当の意味での「支援」とはどういうことなのか、わからなくなっていました。
アロマセラピーを受けながら身体がほぐれ、いつのまにか心も自然にゆるくなっていました。
「身体がほぐれると心もゆるむ」
このものすごくシンプルな事実にハッとさせられました。
身体が健康であれば、日々の活動の質も上がります。
その「土台づくり」をすることで、私は人の役に立ちたい。
世の中で頑張る人の支えになることが自分の使命だと、素直に腑に落ちた瞬間でした。
他の人が何かしら抱えている障害だったり、ストレスだったり、行き詰まりを取り除くことができたら、その人はきっと、最善で最高のパフォーマンスを発揮できるはずです。
身体と心と精神(魂)は繋がっています。
「そんなことわかってるよ」
と言いたくなることだけど、本当に大事なことです。
今ではこの仕事が天職であると思っています。
今でも釜石で出会ったセラピストさんには本当に感謝しています。
この仕事に出会えたことに本当に感謝しています。
ちょっと疲れたな、と思った時にふと「地球や」のことを思い出していただけたらすごく嬉しいです。
いつもありがとうございます。
次回は、数あるセラピーの中でなぜタイ古式の道を選んだのか、お話ししたいと思います。