◯和の間◯ ストーリー

◯和の間◯セラピストが綴るコーヒーブレイクストーリー

セラピスト転職へのきっかけ。part 1

こんにちは。
地球やセラピストのminakoです。
 
タイ古式セラピストになり、8年が経ちますが、セラピストになる前
私は国際NPOの職員でした。
 
いつも周りの人から聞かれます。
「全然関係ない道に進んだのはなんで?」
 
10年前の私はイギリスの修士課程で開発学を学び、その後NPOバングラデシュに派遣され、国際協力の道をまっしぐらに進んでいました。
 
「社会的に不利な立場に追い込まれた人たちのために、何かできることをしたい」
 
その思いで、目の前の活動に悪戦苦闘しながらも取り組む毎日でした。
 
 
そんな中、2011年に起きた東日本大震災を受け、岩手県釜石市での支援活動に関わらせていただく機会がありました。
 
まちの復興にはまだまだ時間が必要で、物質的な支援が急務であったものの、
被災者への心の傷はあまりにも深く、支援者もまた被災者になリかねない状況でした。
 
被災者の気持ちを真っ向から受け、仕事にも行き詰まりを感じていた時に
とある仮設ビルの一間でアロマセラピーを行なっているお店がありました。
 
そのお店の方は震災で自宅を流され、今は仮設でアロマのお仕事をされていました。
とても気さくでよく笑う方で、私も気分転換に何度かお店に通うようになりました。
 
 
 
 
part2へ続く。